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2011年07月のアーカイブ
現在、「動物愛護管理法改正案」が審議されているようですが、その概要は以下の通りです。
①午後8時以降の展示を禁止
②インターネット販売では現物確認、対面での説明と販売を義務づけ
③移動販売の業者に感染症対策と個体識別による追跡の徹底
④オークション、老犬・老猫ホームを規制対象に追加
⑤生後一定期間の販売禁止
①については、この辺りではあまり問題にならないとは思いますが、大都市を中心に深夜にペットを売る店舗が増えているそうで、「ペットへのストレスを考えると規制が必要」と言うことのようです。
②③④⑤については、今まで野放しだった事が不思議に感じます。
今回の改正案は、ブリーダーさん、ペットショップさん等売る側に対する規制ですが、実際の所、購入する側、飼い主さん達の考え方にも問題があるように感じます。
例えば⑤の販売禁止期間について、国内の業界は45日間を主張しているそうですが、海外では56日としている所もあり、意見が分かれているそうです。
業者の方々にすれば「出来るだけ小さいうちに売りたい」と言うのが本音だろうと思います。 なぜなら、「大きくなってしまうと買い手がつかない。」から。 仔犬、仔猫を購入する方々の多くは、小さくてヨチヨチ歩いている位の赤ちゃんを欲しがります。 無理もないとは思うのですが、やっぱり問題もありますよね。
皆さんは、どのように感じられますか?
当院に「熱中症」として運ばれて来たケースでは、「帰ってきたら、繋いでいた庭でグッタリしていた。」「帰ってきたら、締め切った部屋で。」「暑い、日中の散歩中に倒れた。」「短い時間だからと思って、車の中で待たせていたら。」と言うパターンが多いようです。 動物が、暑い所で、自由の利かないままに過ごさなければならない状況です。 他には、湿度、室温が急上昇する浴室でのシャンプーとか、その後のドライヤーが原因になったケースもありました。
逆に考えれば、「熱中症」を防ぐ為には、動物達をこのような状況に置かないと言うことになりますね。
動物の「熱中症」は、飼い主さんが気を付けていれば防げるケースが殆どです。 直射日光を防いだり、風通しを良くしてあげたり、冷たい水をいつでも飲めるようにしてあげたり、氷らせたペットボトルや市販のグッズを利用したり、お散歩の時間を工夫したり、必要に応じてエアコンを使ったり・・・色々工夫して、この夏を乗り切りましょう。
連日の猛暑に、ヒトも動物もグッタリですね。
当たり前の事ですが、ここまで暑いと「熱中症」には注意が必要です。 今年は電力の供給不安から、「節電」「エコ」がキーワードですから、特に工夫が必要かもしれませんね。
快適に過ごせる温度は24~27℃、湿度は50~60%と言われていますが、そうそう保てるものではありません。 ただ、気温が30℃を越え、湿度が90%に達すると、「熱中症」の危険度がグッと上がりますので、要注意です。
「熱中症」になりやすい犬種は、パグ、シー・ズー、フレンチ・ブルドック等の所謂「短頭種」、アラスカン・マラミュート、シベリアン・ハスキーなどの寒い地方が原産の犬種、或いはゴールデンや、ラブラドールなどのレトリバー系の犬種です。
犬種に関わらず、高齢、肥満、短くカットした被毛なども、「熱中症」になり易い要因と言われています。
また、温度、湿度だけでなく、恐怖や不安、興奮、過度な呼吸、痙攣なども「熱中症」を引き起こす要因になります。
予防対策については、次回に。