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2010年10月のアーカイブ
昨年8月に病院の前に置き去りにされていた黒い仔猫。 里親さんの元に行ってから約1年、今日ワクチン接種に来院しました。 たった160gしかなかった体重は、今や5.5kgで貫禄タップリ。 息子さんがとても可愛がっておられるのが、見ているだけでよく分かりました。 でも、ちょっとダイエットした方が良いかも。
昨日「犬がネズミ捕りのベトベトを踏んでしまって・・・どうしたらよいでしょう?」との電話がありました。 病院にお連れ頂くと・・・、「ごえもん君」キミでしたか。 年に1、2度はベトベト猫が来院しますが、当院でベトベト犬は始めてかも。 犬は猫たちよりシャンプーに慣れているので、処置はし易いですけど、このベタベタを取るのは本当に大変なんです。 結局、動物看護士の小林さん、2時間近く付きっ切りでした。

今日は、保護された「ツミ」が来院しました(写真は参考までに)。 ハイタカの仲間ですね。 右の翼、中手骨を粉砕骨折していました。 多分、カラスとか何かに突かれたのだと思います。 でも、完全にポッキリと折れているわけではありません。
120gのオチビさんとは言え、そこは猛禽類。 脚も嘴も、舐めてかかると痛い目にあいます。 麻酔をかけたうえで、自作のギプスを使って固定しました。
世話をされるのは、野鳥保護のボランティアをされている、いつもの小柳さんですから、感染とか何らかの問題さえ起きなければ、10日か2週間で野生に戻れるのではないでしょうか。
先日保護されて来た「オオタカ」は残念ながら助けてあげることは出来ませんでした。 頑として、ヒトから与えられる食べ物を拒否する個体もいますし、野生動物の保護、治療はいつでも難しいです。
鳥類は、その表情が読み取り難いですけど、猛禽類はとても表情豊かなので、個人的に好きなんです。
昨日、上田市内の千曲川で65年ぶりに鮭の遡上が確認されましたね。 子供の頃から、「千曲川には沢山のダムが出来て鮭が上って来れなくなった。」って習いました。 また、千曲川に鮭が帰ってこれるようにと努力されている方達の事も聞いていました。
先日、ウグイの放流をした時に、漁協の方から、千曲川の魚を取り巻く環境の厳しさを聞いたばかりだったので、余計に嬉しく感じます。
北海道に住んでいた頃は、家のすぐ脇を流れる小川にまで鮭が遡上していたので、季節の風物詩的な見慣れた光景でした。 それが、子供の頃から遊んでいた千曲川に、当時はそこに泳いでいるなんて考えもしなかった千曲川に、鮭が帰って来る。 なんだか、とても感動してます。
誠に勝手ながら、明日10月22日(金)は午前中を休診とさせて頂きます。 診察、投薬等ご希望の方は午後の診察時間にお願いいたします。 ご迷惑をお掛けします。
「家の近くで保護しました。」と、ある飼い主さんが、かなり高齢のビーグルを連れて来院されました。 自分が「迷い犬なのでは?」とお聞きしたところ、「とてもそのような状態ではありませんでしたよ。」と仰る。 「家の近く」と言うのは、大星斎場の駐車場で、ビーグル君は段ボール箱の中でグッタリしていたのだそうです。 大星斎場にはペットの火葬場が併設されています。 「そのまま、火葬して下さい。」と言わんばかりの状態でした、と。
ビーグル君は、かなりの高齢犬ですし、足腰も弱ってきていて、心臓も悪い、会陰ヘルニアもある。 検査をすれば、もっと病気が隠れているかも知れません。 面倒を見れなくなった事情があるのかもしれません。 でも、保護された方の言われる通りだとすれば、あまりにも酷い。
保護された方が、ビーグル君の面倒を見ると言わているので、その点は安心なのですが、念の為に保健所に確認しておく事をお勧めしておきました。
上田市子ども会育成会連絡協議会主催、「ウグイを飼育・放流する体験」。 で、6月から育ててきたウグイを今日放流してきました。 流れが緩やかな浅瀬でさえ、転がるように流されていきました。 温室育ちのウグイ達は千曲川の自然の中で生き残っていけるのでしょうか? でも、川で育って次の世代を生み出してこその「千曲川のウグイ」。
近年では、千曲川の源流のある川上村で、毎年のように土砂の流出が起きているのだそうです。 また、今年のゲリラ豪雨で、魚たちも随分流されてしまったようです。 ヒトだけでなく、魚たちの生活環境もどんどん厳しくなっているんですね。
子供の頃は、捕る事だけだった、ある意味遊び道具のような存在だったウグイ。 子供の頃は「ハヤ」って呼んでいました。 それに「クチボソ」や「ジンケン」「コイ」「フナ」。 自分で育てたことで、ちょっと見方が変わりました。
ちなみに、ウグイを放流したこの辺りは、子供の頃暴れ回っていた遊び場。 子供の頃のことを思い出しました。