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2010年09月のアーカイブ
ロビちゃんと、ハナちゃんは犬種こそ違っていても10年近く一緒に暮らした姉妹のような2匹でした。 「先週、ロビちゃんが亡くなってから、ずっと調子が悪くって・・・」と今日、ハナちゃんが病院に来たのですが、既に心不全から重度の肺水腫を起こしていて、お預かりして3時間後には息を引き取ってしまいました。 飼い主さんは、「ロビちゃんの所に行ったんだねぇ。」とハナちゃんの頭を撫でておられました。
ハナちゃんも、ずっと具合が悪かったのだろうと思います。 ハナちゃんを支えていたのは、ロビちゃんだったのかもしれません。
ハナちゃんをお見送りする時に、偶然にも花火が上がりました。 その花火が、亡くなられた、ご近所のおじいちゃんの出棺時に上げられた花火である事を自分は知っていました。 おじいちゃんが生前から希望されていたのだそうです。 下町の職人さんらしい、なんとも粋なお見送りでしょう。
偶然にも、自分はその時にハナちゃんをお見送りすることになりました。
とても、複雑な気持ちです。
いろいろな事を考えます。
「日本聴導犬協会」様より、皆様から頂いた募金に対してお礼状が届きました。
皆様には日頃から「日本聴導犬協会」の活動に対して、御理解、御協力頂きまして、誠にありがとうございます。
www.hearingdog.or.jp
自分達は、オスの不妊手術を「去勢」、メスの不妊手術を「避妊」と呼びます。 ただ、これは専門用語、業界用語ですから、両者を混同して覚えている飼い主さんは少なくありません。 そのため、当院では電話で「去勢」「避妊」の予約を受ける時にも、「オス」か「メス」かは必ず確認するようにしています。 「避妊の手術を始めたら、子宮や卵巣が無くて・・・、よく確かめたらオスだった。」なんて事にならないように。 でも、特に外猫を連れてくる飼い主さんの中には、「オス」か「メス」かも知らずに飼っている方もいるいる位なので、当たり前の事なのですが、初診時にしっかり確認する事が大切です。
先日待合室で、来院した○○ちゃんの様子を見ていて、「○○ちゃん、今発情が来ているんですね?」って聞いた自分自身に「はっ!」っとして、「ごめんなさい。 ○○ちゃん男の子でしたね。」と慌てて打ち消すと・・・「え? ○○は女の子ですよ。」と飼い主さん。 ・・・・
それ程長いお付き合いではないにしても、○○ちゃんを診るのはその日が初めてではありません。 でも、それまでずっと男の子だと思って診察していたんです。 飼い主さんの書いた問診表には、しっかり「男の子」に丸してあります。 たったそれだけの先入観で、当然見えていたはずのものが、ずっと見えていなかったなんて。 思い込みって怖いです。
こんな事は初めてですけど、二度とないようにしないと。
季節や天候、発情周期などの影響でしょうか、同じ病気や手術が立て続けに来る事があります。 尿道閉塞、骨折、帝王切開、子宮蓄膿症などがその代表です。 「いやー、不思議と続く時には続くんだよね。」決まって、そんな事を言っているような気がします。
昨日の午後は、診察をして、「子宮蓄膿症」と診断を付けて、入院のためにお預かりして、点滴などの準備をして・・・、診察終了後の手術に向けて、「手術器具の滅菌や、準備しないと。」などと手術のプランを考えながら、「次の方どうぞ。」と、次の診察を始めると、またもや「子宮蓄膿症」。
「いやー、不思議と・・・」なんて言ってる余裕もなく、同時進行していく治療の事、手術の順番とその準備、翌日の手術予定・・・頭の中をグルグル回っている色々な事を整理しながら時間まで診察。
二人の手術を終わらせて、今のところ経過は順調。 今日は、なんとか家で寝れそうです。