当たり

 久し振りのお天気。 とても気持ちいいです。

 「動物達って、好きなヒトと嫌いなヒトをすぐに見分けますよね。」って飼い主さんがよく言われます。 自分達から見ても、その差がよく分からないのですけど、確かに吠えられやすいヒトとそうでないヒトがいるんですよね。 自分などは仕事柄、動物達に好かれる立場ではないと思うんですけど、「この子、先生の事が大好きで・・・。」と、お世辞にでも飼い主さんにそう言ってもらうとやっぱり嬉しいです。 

 自分で言うのは嫌味なんですけど、馬の仕事をしていた頃からあまり動物に嫌われなかったような気がします。 他の先生が注射を打とうとすると暴れる馬が、自分の時には大人しくスッと打たせてくれるとか、そう言うことが時々ありました。 馬の世界では、騎乗技術や取り扱い術を評価する時に、馬への「当たり」と言う表現を使う事がよくあります。 例えば「お前は、馬への当たりが強すぎる。」とか、逆に「あいつは、馬への当たりが柔らかい(或いは優しい)」とか。 「当たり」のコツは、経験や技術で身に付く部分もありますが、センスと言うか、理屈や言葉では表現できない感覚的な部分も大きいようです。 競走馬に直接関わる人たちは、全員がプロですから、この評価は結構シビアなんです。 死活問題ですから。  一緒に仕事をしていた仲間でも、特に馬に乗る仕事の人たちはこの問題で悩んでいる子が多かったです。

投稿者:akiyama 2010年03月11日 12:25

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