飼い主さん達から受ける質問で困ってしまうもののひとつに「大丈夫ですか?」って言うのがあります。
勿論、獣医師である自分を気遣っての「大丈夫ですか?」ではありません。
中には、診察台に乗せた途端「先生、大丈夫ですよね? このまま死んじゃうなんて事ありませんよね?」と聞いてこられる方もいて、答えに困ってしまう事もあります。 それを判断する為に、これから診察するわけですからね(笑)。
診察をして、必要な検査をして、診断を下して治療を始める。 実際には、笑顔で「大丈夫ですよ。」って言えない深刻なケースもあります。 確定診断が付かない事もあります。 ちょっとした傷が元で命を落とす事もあれば、「出来るだけの事はしますが、覚悟はしておいて下さい。」とお話したケースでも元気に回復事もあります。
飼い主さんは、自分が「大丈夫ですよ。」って言うのを期待して来院されているんですよね、きっと。 でも、「大丈夫。」って答えるのには、物凄い責任を伴うんですよ。