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2010年02月のアーカイブ
アメリカでのトヨタのリコール問題。 一体どうしちゃったんでしょう? リコールそのものより、リコールされるまでの対応の悪さを問われているようですけど。
馬の仕事をしている時に、1年ちょっとですがアメリカのケンタッキーで過ごしました。 本当に貴重な経験を沢山させて頂いたんですけど。 あちらでは土地柄なのか、車が好きな人が多くて、よく車の話をしていたような気がします。 「日本では何に(何の車に)乗ってるの?」ってよく聞かれました。 実は当時、仕事では牧場で用意してくれたトヨタのカムリでしたが、プライベートではアメ車に乗っていたんです(意外ですか?)。 そう答えると、「お前はバカか?」って言うんですよ。 「トヨタが最高だろ? 何でトヨタじゃないんだ? 見てみろよ、フリーウェイの脇に故障して停めてある車は大概アメ車だろ、日本車ならそんな事殆どないじゃないか。」と。 ケンタッキーには、トヨタの大きな工場があるので、特にトヨタには思い入れがあるのかもしれませんけど、GM、フォード、クライスラーを抱えたアメリカの人達がそこまで言っていたんです。 自分はバカ呼ばわりされましたけど、自国のメーカーの製品を褒められて嫌な気持ちはしませんよね。 そんな経験があったんで、今回の事はとても複雑に感じています。
まだまだ三寒四温の時期ですけど、昨日辺りから本当に暖かくなってきましたね。 庭の福寿草も咲いています。
唐突ですが、よくファーストフードやファミレスなどで使われている、丁寧語っぽい言い回しが気になることありますか? 「いらっしゃいませこんにちは、○○へようこそ。」とか「~のほうでよろしかったでしょうか?」とかなんですけど。 一見、丁寧な表現には聞こえますが、文法上へんてこりんな言い回し。 自分は「あれっ?」って違和感を感じる事はあるんですけど、不快って程でもないんです。
8年程前、研修先の病院に、患者さんの稟告に対して「本当ですか?」と相槌を打つ先生がいました。 それがとても気になっていて・・・ その後、若い子達は割りと普通に「本当ですか?」を使う事が分かりました。 でも、自分にはどうも納得がいかなくて。
最近、NHK放送文化研究所のサイトに答えを見つけました。 なんだか、すっきりしました。
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/qa/kotoba_qa_05070101.html
調べている間に、面白いサイトを見つけましたので、ここに貼り付けておきます。
http://homepage2.nifty.com/snufkin/baitokeigo.html
病院の受付カウンターにある募金箱に、いつも御協力ありがとうございます。 日本聴導犬協会様から、お礼のお便りが届いています。
聴導犬は、盲導犬などに比べると認知度が低い印象を受けます。 恥ずかしながら、自分自身もこの募金箱を設置する時に、初めて存在を知りました。
動物病院を開業した自分に、古い友人が「今、耳が不自由で、いつかは聴導犬をお願いしたいけれど、絶対数が少ないので、募金箱を置くと言う形で育成に協力してもらえない?」と連絡をくれたのがきっかけでした。 聴導犬の事を調べると、その殆どがミックス犬で、一歩間違えば処分されていたかもしれない子が、立派な聴導犬になっていました。 勿論、向き不向きはあるのでしょうけど、こうした犬達が活き活きとヒトの手助けをして頑張っている。 ヒトにとっても、犬にとっても、ある意味理想的な関係だなって思います。
日本聴導犬協会
http://www.hearingdog.or.jp
この仕事は、とにかくよく手を洗います。 1日に数十回、日によっては100回以上洗う事もあるんじゃないでしょうか。 特に、手術の前には消毒液を付けたブラシで念入りにゴシゴシ洗いしますから、もう、皮脂だの潤いだのと言うレベルの話ではありません。
出来るだけハンドクリームを付けて保湿をすればよいのは分かっているのですけど、すぐに洗う事が分かっているし、ハンドクリームの香料を動物達が嫌がるので、仕事終わりや寝る前位しか付けていないです。
特に冬場は手湿疹、俗に言う「主婦湿疹」が指先にできて、これがまた痛い。
普段の手洗いで気を付けているのは、強い水量で洗わないとか、冷たくてもお湯を使わないとか、手洗いをしたら出来るだけ早く、しっかりタオルドライをするとか、皮脂を出来るだけ流さないようにするって事位でしょうか。
飼い主さん達から受ける質問で困ってしまうもののひとつに「大丈夫ですか?」って言うのがあります。
勿論、獣医師である自分を気遣っての「大丈夫ですか?」ではありません。
中には、診察台に乗せた途端「先生、大丈夫ですよね? このまま死んじゃうなんて事ありませんよね?」と聞いてこられる方もいて、答えに困ってしまう事もあります。 それを判断する為に、これから診察するわけですからね(笑)。
診察をして、必要な検査をして、診断を下して治療を始める。 実際には、笑顔で「大丈夫ですよ。」って言えない深刻なケースもあります。 確定診断が付かない事もあります。 ちょっとした傷が元で命を落とす事もあれば、「出来るだけの事はしますが、覚悟はしておいて下さい。」とお話したケースでも元気に回復事もあります。
飼い主さんは、自分が「大丈夫ですよ。」って言うのを期待して来院されているんですよね、きっと。 でも、「大丈夫。」って答えるのには、物凄い責任を伴うんですよ。
クロちゃんは、猫免疫不全ウイルス抗体陽性。 そして、白血病を発症して当院に来てから2ヶ月あまり、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら少しずつ衰弱して来ていました。
クロちゃんのお家では、おじい様の容態が思わしくなく、飼い主のご夫婦も夜は交代で付き添っていられる状態。 そんな事情もあって、クロちゃんの状態が悪くなってきたここ最近は、「お家では充分世話をしてあげられないから。」と病院でお預かりする事も増えてきていました。 この週末もお預かりしていたのですが、今日、午後の診察が始まる少し前に眠るように息を引取りました。
飼い主のご夫婦は、ご自身で看取ってあげられなかった事をとても悔やんでいらっしゃるようでした。 おじい様の事もあってか、お二人ともとても憔悴しておられました。
そう言えば、去年の今頃は父の事で自分も同じような状態だったなぁ。 って思い出しました。
久し振りに雪が積もりました。 10cm程でしたけど、昼過ぎには駐車場の雪は融けて無くなりました。
昨日診察中に、ある飼い主さんと「安楽死」について話をしました。 今「安楽死」を希望しているわけではなくて、その考え方についてです。 老衰で弱って行く愛犬を見つめながら、色々と考えるところがあるのだと思います。 自分も、たまたま先週Dr.フォーグルの本を読んで、「ペットロス」「安楽死」などについて考えていたところでした。
以前にも書いた事がありますが、自分は最低でも以下の4つの条件を満たしているケースについては「安楽死」も選択肢に加える事にしています。
①患者(畜)に耐え難い肉体的苦痛がある。
②回復の見込みがない。あるいは、死が不可避で死期が迫っている。
③苦痛を除去、緩和する方法が他にない。
④ご家族の一致した意思として、生命の短縮を承諾している。
Dr.フォーグルも同じような条件を幾つか挙げていましたが、更に「飼い主が、その世話に時間、手間をかけることができるかどうか。」、「治療費の負担に耐えられるかどうか。」と言う条件を加えていました。
ただ、この問題は、どんな本を読んでも正解はみつからないだろうなって思います。 地域、国、文化、宗教にも影響されると思いますし、最後は、其々の価値観の問題ですから。