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2009年08月のアーカイブ
地方事務所の林務課から、野鳥の診察依頼。 準絶滅危惧種である「チュウサギ」。 連れて来られたのは、いつもお世話になっている野生傷病鳥獣救護ボランティアの小柳さん。 外傷は認めなかったのですが、レントゲンで左翼、トウ骨の骨折が確認できました。 幸い、骨折による骨の変位が殆どなく、尺骨も健在でしたので、このまま固まってくれれば、野生に戻って行けそうです。 テーピングで固定をしました(白い包帯を使ったので写真だとよく分かりませんが)。
小柳さんが自分で、ドジョウやイナゴなどを獲って来て与えているそうです。 楽しそうですけど、チュウサギが食べるだけ用意しなければならないのは大変そうですね。 最近、イナゴもいないですから。
引き続き、里親さん募集中
実習生さんが、入れ替わり立ち代り職場体験、病院研修をしています。 中には、飼い主さんとして病院に来た経験のある実習生さんもいるのですが、恐らくギャップを感じているんだろうと思います。 自分に対しても、飼い主さんとしては「優しい先生」と思っていたのに、実習生さんとしては「怖い先生」と感じたかもしれません。 (まぁ、元々優しいタイプの人間ではないんですけども・・・。)
診察している時は、そのコを中心に考えているんですけど、合間合間には、さっきの患者さんの事、この後の患者さんの事、手術の事、入院患者さんの事、たまに家族の事など、いっぺんに色々な事を考えているので、入り込んでしまうと言うか、集中してしまうので、多分、傍目には「イライラしてる」って見えるんじゃないかと思います。
診察時は、1対1で向き合ってますから、出来るだけスムーズに進めたいって思います。 飼い主さんから色々話が聞ければ、自分では話す事ができない動物達の情報を沢山集められますから、正確な診断にも繋がります。
東京で開業している自分の友人は、バリバリの関西人で、大学時代も、今でもプライベートはバリバリ関西弁なんですけど、診察の時は標準語。 「営業用」って言ってしまうといやらしいですけども、きっと、その方がスムーズなコミュニケーションが取れるんだと思います。
7月31日に、里親募集のお知らせをした仔犬の里親さんが決まったそうです。 御協力、ありがとうございました。
ところで、バタバタしていたもので、ブログに書く時間が無かったのですが、今月の3日、義父の亡くなった朝に、病院の前に仔猫の入った箱が置き去りになっていました。 箱の中には、生後2週間程の仔猫と、哺乳瓶、ミルクなどと一緒に、この仔猫を病院の前に置いた言い訳が書かれた手紙が入っていました。 前にも書きましたが、どんな事情があったとしても、動物を捨てる、置き去りにする理由として認めるつもりはありません。 間違いなく、他に出来る事があったはずです。 仔猫の入っていた箱は、ランドセルの包装用の箱でした。 その位のお子さんのいる御家庭なのでしょう。 それでいいのですか?
仔猫は、ノミとハジラミにびっしり寄生されて、自分が見つけるまでずっと、「お腹が空いた。」って鳴いていました。 いや、泣いていました。
今、ノミ、ハジラミの駆虫を済ませ、2時間毎にミルクを飲ませて、排尿、排便をさせています。 もう少し手が掛からなくなってから、里親さんを募集する予定です。 そのときは、よろしくお願いします。