犬や猫と暮らす

  「今度、孫が生まれるんですけど、猫をそのまま飼っていていいものでしょうか?」 今日も、診察時にミィちゃんの飼い主さんに聞かれました。 確かに、お孫さんは大切ですよね、心配なのも分かります。 噛むとか、引っ掻くとか、直接的な問題は、絶対に無いとは言えません。 (でも、まぁ普通、猫の方から仕掛ける事は無い様に思いますけども・・・。) トキソプラズマなどの寄生虫などは、気になるようであれば、事前に検査をしておけばよいと思います。 その他にも、気を付けておかねばならない人畜共通伝染病はありますけど、手を洗うとか、駆虫やワクチン接種等、衛生面や犬猫の飼育管理がしっかり出来ていれば、そう神経質になる必要は無いと思いますよ。 そもそも、病気の全てを犬や猫が運んでくるわけではありませんし。
 前回、「花粉症にならない9か条」と言う記事をご紹介したのですが、その中に 
④猫、犬を家の中で飼育する
という項目があったのに気が付きました? 
 実際、ペットを飼っている家庭内の床、空気中にある犬、猫由来のアレルゲンは、それぞれ、飼っていない家庭の50倍~400倍も多いそうです。 アトピー性皮膚炎や喘息で苦労されている方も大勢います。 笑い話のようですけど、「猫アレルギーの獣医師、動物看護士」って言うのも珍しくはありません。
 その反面、1999年にHesselmarが乳児期に犬猫を飼育すると、学童期の気管支喘息罹患率低い事を報告しています。 その後も「衛生仮説」との関連で、乳幼児期に犬猫を飼育していると、アレルゲンの感作やアレルギーの発症が抑えられるとする研究報告がいくつも出されています。
 やっぱり、何事でもプラス面とマイナス面があるって事です。
 ウチの子供達は、猫よりも小さかった頃から犬や猫と同じ部屋で育ってきました。 その事によって、何が良かったのか、悪かったのか、全く分かりません。
 

投稿者:akiyama 2009年02月27日 17:31

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