昨日、「どんなに慣れている犬でも、放すと危ない。」なんて、偉そうな事を書きました。 交通事故ではありませんけど、自分にもヒヤッと経験があります。
当時、自分は北海道で牧場の中に住んでいました。 家は、放牧地に囲まれて、放牧地には、馬が走り回っている環境でした。 仕事が終わって家に戻る時には、馬たちは厩舎に入っているので、放牧地はアスカにとって良い遊び場になりました。 アスカが来て間もない頃、臆病なアスカは自分の周りを離れず、くっ付いて歩いていたので、安心してつい目を離してしまいました。 気が付くと、モコモコのぬいぐるみみたいなアスカが、放牧地を奥に向かってトコトコと歩いて行きます。 慌てて追いかけましたけど、時々振り返りはするものの、奥へ奥へ止まる気配はありません。 こちらが走ると、アスカも喜んで走ってしまう。 まだ、自分の名前がアスカだとも理解できていない時期でした。
その時、自分が心配していたのは、アスカがそのまま「隣の牧場に入ってしまったらどうしよう。」って事でした。 放牧地に入り込んだ犬が、放牧地の馬を追廻し、怪我をさせてしまう、そんな事件は、北海道の日高では珍しくない事でしたから。 もし、ウチの犬のせいでそんな事になれば・・・、何百万、何千万もの損害を相手に負わせてしまいますし、自分の立場上、ココで仕事を続けるのは難しくなると思いました。 幸い、アスカはお隣の牧場の手前で止まってくれましたが、それ以来、安易に放す事が怖くなりましたし、リードのしつけを徹底するようになりました。
反対の経験もあります。 学生の頃、飛び出してきた犬を避けるためにバイクでこけてしまいました。 慌てて駆け寄ってきた飼い主さんは「○○ちゃん、気を付けなくちゃだめじゃない。 ホラ、お兄さんにごめんなさいしなさい。」などと言いながら、犬を抱き上げて、その場からさっさといなくなってしまいました。 「えっー!バキバキになった俺のバイクは?・・・」
どちらも、今となっては笑い話です。
だから、ピケちゃんには助かってもらわないと。