集合注射

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 狂犬病の集合注射に行くと、毎日100~200組のワンちゃんと飼い主さんのコンビを見る事になります。 その中でも、特に数組、印象に残ったコンビがありました。
 ある飼い主さんは、常にワンちゃんに話しかけていて、一見とても微笑ましい様子です。 でも、よく見ていると、ワンちゃんは飼い主さんの言葉は全く聞いていなくて、自分の行きたい方へ歩き、自分のやりたい事を自由にしているだけ。 飼い主さんは、「そんなことしちゃだめよ。」「そんな方に行っちゃだめよ。」と言いながらも、嬉々としてワンちゃんに付き従って歩いています。 完全に主従の関係が逆転しているようです。 いざ注射となった時、飼い主さんは「はい、お座りして、”おじちゃん”によろしくってご挨拶しなさい。」「・・・。」とても出来そうにない指示を何度も繰り返します。 自分もどうリアクションしたらいいか分からなくて、「それじゃ、注射を打ちますから、首輪を持って、お尻をこっちに向けてください。」とお願いすると。 「えっ?、そんな事するの?、私が?」と言われてしまいました。 結局、保定枠を使って、大騒ぎで注射を済ませました。
 軽トラの荷台に甲斐犬を2匹載せて集合注射会場にやって来た飼い主さん。 2匹は、他の犬たちを見て大興奮でしたが、そのお母さんは、全く動じることなく、穏やかに微笑みながら「うるさくてすいませんね~。」と言いながら何気な~く、ギャンギャン吠えまくっている甲斐犬2匹の首っ玉をグイッと掴みます、すると2匹は大人し~く、注射を打たせてくれました。 まさに「母は強し」。
 小学生の娘さんと一緒に来られた飼い主さん。 「私自身が注射が苦手だから~。 キャー痛そ~。 イヤー見てられな~い!」と大騒ぎ。 当のワンちゃんは、涼しい顔をした娘さんに抱っこされたまま、涼しい顔で注射を受けました。 自分は、とっくに次のワンちゃんに向かっていましたが、そのお母さんはまだまだ「キャーキャー」騒います・・・
 ・・・まぁ、色々あります。 写真は小さくてよく分からないかもしれませんが、沢に渡したこいのぼりの列です。

投稿者:akiyama 2008年04月24日 15:10

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