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2007年10月のアーカイブ
ここの所、食品の偽装表示のニュースばかりでうんざりですね。 しかも、赤福とか、船場吉兆とか、その品質の確かさでブランドを作ってきた、本来偽装表示なんかをする必要のないメーカーでの偽装表示。 もう、こうなると信じられる食品なんて無いのかって事になってしまいます。 実際は、材料や品質にこだわって一生懸命努力しているメーカーもあるはずなのに・・・
そんな中で、今日、CMで有名な某メーカーのドッグフード(正確にはおやつ)での偽装表示が表沙汰になっています。 実際は「白身魚」を混ぜた製品を「ササミ」と表示し、牛肉を使っていない製品を「ビーフ」と表示していたと言う事らしいです。 品質に問題は無いようですが、何の為に「ササミ」「ビーフ」との表示が必要なのか、理解に苦しみます。 その品質にも疑念を抱かれても仕方ないかな、と思います。
改めて考えてみると、ペットフードには明確に法的な位置づけがされていません。 食品は「食品衛生法」で全ての飲食物が規制の対象になっていますが、あくまでもヒトが食べる上での話で、同じものを犬や猫が食べる事については何ら規制はありません。 また、産業家畜用飼料は、「飼料の安全性の確保及び品質改善に関する法律」(長い!)で規制されていますが、これは回りまわってヒトへの影響が懸念される「家畜」が対象であって、犬や猫、その他のペットは対象に含まれていません。 そう考えると、ペットフードは食品でも、飼料でもなく、その安全性は、食品以上にメーカー側の姿勢、倫理観に委ねられていると言えるかもしれません。 信じたいものです。
今日は、市の担当者の方と一緒に、真田地域のお宅を訪問して、狂犬病の予防接種をしてきました。 春もそうですけど、真田は菅平まで、かなり標高差があるので色々な秋を見ることができます。 とは言っても、そろそろ秋も終わりですね。 綺麗な写真は撮れませんでした。
訪問注射(往診)は、それぞれのワンちゃんのテリトリーに入る訳で、そういう意味での緊張感があります。 でも、その子の生活が垣間見えて、楽しいですよ。 今日伺った中で、庭の鶏小屋の屋根の上がテリトリーの子がいました。 階段をガガーっと登っていって、そこで一生懸命吼えていました。 吼えられても、なんか健気で可愛いです。 こいつも、頑張っているなと・・・
我が家は、先週当たりから家族揃って、なんとなく全員風邪気味です。 寒暖の差が大きいですから、体調を崩し易い季節ですよね。 その分、リンゴは甘くなるんでしょう。
自分が市販の風邪薬を飲む事はまずありませんが(だって、風邪を治す薬じゃないですもん)、市販されている風邪薬には犬猫で中毒を起こす成分も含まれていますから、管理には注意してくださいね。 特に主成分になっていることが多いアセトアミノフェンは、多量に摂取されるとメトヘモグロビン血症、溶血、肝臓、腎臓障害などを起こし、死に至ることもあります。 (代謝能力の差から、犬よりも猫の方が少量で中毒を起こします。) また、市販されている風邪薬の殆どに含まれている無水カフェインは、チョコレート中毒の原因となるチオブロミンと同様、メチルキサンチンアルカロイドで中枢神経系に毒性を示します。 ヒトでは眠気ざましにお茶や、コーヒーなんかを飲みますが、眠気ざましを通り越すと、過剰反射、頻脈、呼吸速拍、高体温、低血圧から心不全、死に至る事もあります。
以前、飼い猫のクシャミ、鼻水に、ご自身の風邪薬を飲ませたが治らない、と連れて来られた飼い主さんがいました。 その時も同じ説明をして、止めて頂きました。 風邪薬に限らず、どんな薬も用量を間違えれば中毒を起こす可能性があります。 そして、ヒトも含めて動物の種類によって、薬に対する感受性、毒性は異なります。 記憶のどこかに留めておいてくださいね。
奈良で妊婦さんがあちこちの病院で受け入れ拒否に遭い、結果として死産してしまった、と言うケースがものすごく大きく取り上げられています。 死産の原因が受け入れ拒否だとすれば、本当にやりきれない事件だと思います。 ただ、それに対して厚労省の出した対策が、医療報酬の増額だとか・・・「受け入れたらお金を沢山払いますよ。」と言うニンジンで釣ろうとする作戦。 情けないと言うか、これだけ大きなニュースになったので、なんらかの対策を講じなければならなかったのでしょうけど、そう言う問題ですかね?
産科について今問題になっているのは、産科医の過酷な勤務状況や、福島県の大野病院であった刑事訴訟に代表される医療訴訟の多さ。 医療訴訟についてはこの10年で3倍に増えているとか。 勿論、医療ミス、医療過誤に対する責任追及は当然だと思いますけど、現実には、その時、その場所でし得る限りの治療をしても助けられなかったケースはあるわけで、状況によっては、人員や設備など100%の体制で臨めない事もあるはず。 100%でなかったから「落ち度がある」として訴訟の対象になるとしたら、しかも敗訴するとしたら、リスクの高い患者の受け入れに消極的になるのは当然のように思います。 実際、福島の事件の後、産科を辞め、婦人科のみの診療に切り替えている個人病院が増えています。 どうして、妊婦さんにとっても、医師にとっても不幸なこんな悪循環が起きてしまうのでしょうか?。 この構造的な問題に対して、医療報酬の引き上げって・・・
何年か前に、巷でカリスマと呼ばれているらしいNo.1ホストが、「No.1の秘訣は、なんですか?」と言う質問に対して、「痒いところに手が届く事」と答えたのを聞いて妙に感心した事を憶えています。 相手が何を望み、何を欲しているのかを正確に感じ取り、必要な分だけを多過ぎず、少な過ぎず提供する。 これは、確かに誰にでもできることではないですね。 「センスと経験、そして技術」全てが揃っていないとできません。
相手の気持ちを察する。 これは理屈ではなくて、感性、センスの問題。 痒い所だけを痛くもなく、くすぐったくもないちょうどいい力で、必要な分だけ掻いてあげられる。 これには経験と、完成された技術が必要。 別にホストを目指しているわけではないですけど・・・・接客業に限らず、どんな世界にも通ずる究極の極意のような気がします。