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2007年08月のアーカイブ
本当に暑かった今年の夏も、どうやらピークは過ぎたようですね。 日差しに柔らかさが出てきたように感じます。
日本聴導犬協会さんから、募金活動に対してお礼状を頂きました。 病院の募金箱には、この半年で14,683円が集まりました。 ご協力を頂いた皆様、どうもありがとうございます。 中学校の頃の同級生からもらった連絡をきっかけに始まった、聴導犬協会さんとのお付き合いですが、耳の不自由な方にとっても、犬達にとっても、こう言う事業はもっと拡がって行くといいですよね。
日本聴導犬協会HP http://www.hearingdog.or.jp
今日から子供達の2学期が始まりました。 自分が子供の頃からそうでしたが、長野県の夏休みは短い! いとこ達には、まだ10日近くも夏休みが残っているのに・・・
夏休み、お盆に里帰りされて、実家のワンちゃんの付き添いで動物病院に来られる方も結構いました。 その中で、自分が話をすると「クスクス」笑っている方がいました。 さすがにカチンときていたのですが、どうやら自分が「その子、その子で・・・」とか「ひとり、ふたり・・・」とか、まるでワンちゃんをヒトのように話すことがおかしかったようです。 確かに自分は、このような擬人的な表現を意識的にしています。 「えさ」ではなく「フード」か「ごはん」。 「オス、メス」ではなく「男の子、女の子」。 小動物臨床の動物病院であれば、恐らく殆どがその様に表現しているのではないでしょうか。 ただ、慣れていない人にとっては、違和感を感じる表現なのでしょう。
犬や猫に対して、擬人化した表現をする事については、同じ獣医師でも大動物の臨床家や、研究者の先生などでは嫌悪感を持たれている方も多いです。 実際、自分が馬の臨床をしている時には、犬や猫を「○○ちゃん。」なんて呼べないと感じていた程です。 今では普通ですけど・・・ でも結局、飼い主さんに不快感を与えない呼び方、言い回しが一番だと思いますけど。
昨夜、家に帰ると家のすぐ前にセミの抜け殻。 つい手を伸ばすと、抜け殻ではなくてしっかり中身が入っていました。 しかも、背中が割れて、今まさに羽化の瞬間だったようで、自分が触った事で、そのまま「ボトッ」っと落ちてしまいました。 何とかもう一回くっつけようとしたのですが、もう足は動かない様子。 「悪い事しちゃったなぁ」とつまんでいると、身体をブルブル震わせながら、どんどんセミが出てきます。 行き掛かり上、そのまま羽化が終わるまで抜け殻を支え続けましたよ。 「どれだけ時間が掛かるんだろう?」少々不安になりましたが、つまみ続けて約30分、自力で身体を支えられるようになったので、外の木にくっつけておきました。 なにか、赤ちゃんを取り上げたような、変な感動がありました。
明日より16日(木)まで、当院は休診となります。 (今年はプライベートでの仕事が山積みなので、休暇にはなりそうもありません。) ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

写真はニホンマムシ。 見るからに怖そうですが、この時期は繁殖シーズンで、攻撃的になることもあるそうです。 活発に活動するのは雨上がりの夕方から夜なので、その時間に田んぼのあぜなどを散歩されている方は要注意です。 今、マムシに咬まれたワンちゃんが治療中です。 命に別状は有りませんが、咬まれた右手は、恐ろしく腫上がり、皮膚や皮下識が壊死して溶解して、飼い主さんでも目を背けたくなるような状態です。 でもピークは越えた様なので、後は根気良く再生を待つ事になりそうです。
実際にマムシに咬まれたらどうしましょう? 10~25%は毒が入らないと言われてはいますが、毒を吸出し、洗浄するのがまず第一になるでしょう。 でも、なかなか難しいですよね。 毒が急速に全身に回らないように、心臓に近い一関節上で緩く駆血して、安静にして運ぶようにしましょう。 マムシの毒は出血毒、溶血毒が主体なので、出血、腫れ、組織の壊死が中心になり、死に至るケースはそれ程多くはありません。 でも、ヘビなんか見つけると、よせばいいのにワンちゃん達ってちょっかい出しますからね。 取り合えず、頭の隅にいれて置いて下さい。
今朝、犬の散歩道でひっくり返ってもがいているカブトムシを拾いました。 左の後ろ足が不自由でしたが、元気そうなので、カブトムシやクワガタが良く集まる裏山のクヌギの木に放してきました。
暑さ、雲の形、夕立、雷、セミの声。 すっかり本格的な夏ですね。 毎年、この時期になると、雷や花火の音に驚いて脱走したり、怪我をしたり、物を壊したりする事故が起きます。 ちなみに、うちの犬はオシッコをもらしますが・・・。 花火大会のように時間が決まっていれば、時間に合わせて鎮静剤、精神安定剤を使う事もできます。 ただ雷に対しては、前もって薬を飲ませておくのは難しいですよね。 でも、当院に来ている飼い主さんの一人は、雲行きなどをみて、雷が鳴るのをかなり早くから察知されて、お薬でコントロールしています。 こうなると、ちょっとした特技だと感心させられます。
昨日当たりから、全国各地で熱中症が多発しているようです。 当院では、今年はまだ熱中症での来院はありませんが、先日他院での報告を聞いたばかりです。 車内や締め切った部屋で多く見られますが、勿論野外でも起こることがあります。 シーズーやパグなどの所謂"短頭種”と呼ばれる犬種での発症が最も多く、次いでラブラドール・レトリバーの発症が多いので、特に注意が必要です。
基本的に、飼い主さんが、気を付けていれば防げる病気なのですが、もしそう言う状況になってしまったら、とにかく早い治療が必要になります。 軽度のものであれば、涼しい所で休ませてあげるだけで回復することもありますが。 まず、応急処置として、ワンちゃんの身体を濡らす、あるいは濡れたタオルをかけて扇風機などで風を送ります。 そして、状態に気を付けながら、速やかに病院に運びます。 重症であったり、処置が遅れると死んでしまう事も多い疾患です。 まずは予防を心掛けてください。 飼い主さん御自身も、こまめに水分を摂って、暑い夏を乗り切りましょう