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2007年07月のアーカイブ
よくある電話での問い合わせ、「机の上に置いてあった、ヒト用の薬を飲んでしまった。」「殺虫剤、殺鼠剤を食べてしまった。」・・・・「大丈夫でしょうか?」
食べた物によっては、様子を見て頂くだけで良いケースもありますが、基本はやはり、飲み込んだ物と同じ薬を持って、できるだけ早く病院にお連れ頂く事です。 拮抗薬や特効薬がある場合はともかく、一番確実な方法は、吐かせる事です。 飲み込んだ薬は、遅くとも4時間後には十二指腸に達してしまいますから、それ以降に吐かせたり、胃洗浄などの処置をしても無意味です。
まず第一は、とにかく犬や猫達が簡単に口にできるような所に、薬や他の中毒を起こす物を置かない事。 これに尽きますが、もし飲み込んだことが分かったら、とにかく早く病院に運び吐かせる事。 既に症状が出たものに対しては、保温や周囲の刺激に気を付け、やはりできるだけ早く病院で治療を受ける事です。
中越沖地震。 今回も大きな被害が出ました。 連休だったので、台風が無かったり、手の離せない入院患者がいなければ、今回特に被害の大きかった、柏崎に海水浴でも行こうかと考えていたのですが・・・
友人達からも、電話やメールを貰いましたが、幸い上田はこれといった被害はありませんでした(ですよね?)。 地震の瞬間には、潰れた連休のせめてもの穴埋めとして、子供を連れて行ったプールにいまして、特に造波プールでプカプカしていたので、「地震?だよね?」と、のんきにしていました。 こんなに大きな地震だったなんて・・・被災された方には、お見舞い申し上げます。
最近、「仔猫を拾った。」方が多く来院されているのは、先日も書きましたが、今年はとにかく異常に多い。
今も、調子の悪い仔猫を2匹預かっています。 1匹は、ひどい衰弱で、身体を支えるのもやっとの状態でしたが、昨日当たりから、なんとか少しずつ自力で食べられるようになってきました。
もう1匹は、元気や食欲はあるのですが、何かの動物(他の猫、犬、カラス?)に咬まれたのでしょうか、食道に穴が開いています。 そこから食べたものが漏れ出してくるので、食道に沿ってグチャグチャになり、あちこちの皮膚が破けて膿が出ている状態です。 食道の穴を見つけ、縫い閉じる事はとてもできそうにありません。 鼻からカテーテルを通して、流動食を給餌しています。 食道からの漏れがなくなれば、少しずつ食道の穴が塞がっていくと思います。 持久戦になりそうです。
実はこの仔猫を保護された方には、どうしても飼う事ができない事情があって、里親を探していました。 でも、この状態では・・・ でも、この仔猫は、すごく性格がよくて可愛いので、良くなったら一緒に里親さんを探そうと思います。
興味深い犬種が、柴です。 手術後、麻酔から醒める時に、一番騒ぐのも、手術創に貼った絆創膏を気にして、少し動いただけでも悲鳴を上げるのも、ご飯を食べなくなっちゃうのも、傷の消毒だけでも、殺されそうな声を出すのも、殆どが柴。 他の犬種でも、たまにはいますが、圧倒的に柴。
まるで、注射されるときの子供みたい。 痛みに弱いと言うよりは、多分、純粋なんでしょうね。 残念ながら時々、そんな一面が、好ましくない方向に出てしまっている柴を見かけます。 神経質で、扱いが難しく、すぐに噛み付くような・・・
でも、嫌いなわけではないんですよ。 思わず抱きしめたくなるような、お日様の匂いがする、可愛い子が多いのも柴ですから。