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2007年02月のアーカイブ
最近は鳥やハムスター、モルモットなど所謂「エキゾチック・アニマル」の診察依頼も多くなりました。 大都市圏では、エキゾチックを専門に診ている動物病院もあります。 当院としては、「来るものは拒まず。」と言う姿勢で望んでいますが、その扱いも含めて特別な知識を必要とする領域なので、その都度専門医の先生と連携を取りながら診察しています。
ただ、爬虫類、両生類についてはどうも・・・正直に言いますと、ヘビには触れません。 子供の頃は全然平気だったんですよ。 学校机の引き出しの中に小さなヘビやカナヘビを入れていたくらいですから。 それが、気が付くといつの頃からなのか、全く触れなくなっていました。 別にきっかけは無かったと思うのですが。 恐くて触れないヘビの診察は・・・厳しいです。
新病院はすっぽりとブルーシートに覆われ、なぞの物体と化しています。 シートの中では、先週末に床のコンクリートが張られ、今週から内外の壁の工事が始まります。 毎日の変化がとても楽しみです。
先日、住宅メーカーの方から構造、工法、材質、見積もり、設計図面の見方等、事細かに説明を頂きました。 既に何度か説明を受けている内容ではありますが、説明漏れがないように一つ一つ確認していく時間をかけた丁寧な作業でした。 自分達で言えば、”インフォームドコンセント”。 「言った、言わない。」「聞いた、聞いてない」をできるだけなくすように、チェックシートを作り、ペーパーに残す。 自分は充分に出来ているのか、ちょっと心配になりました。
先日、出先で雨に降られ、子供用に傘を買ったのですが、その日のうちに壊れてしまいました。 いくら駅前で売っていた800円程度の安物だとしても、さすがに半日はないだろうと思いましたし。 子供に「直せる?」と聞かれたので、ちょっと意地も入って「直せるよ」と答えてしまいまして、殆ど燃えないごみ状態の傘を持ち帰ってきました。 今週は殆ど家に帰れなかったので、昨夜改めて確認したところ、中心部で要になっていたワイヤーが切れていました。 こつを掴むまでにちょっと時間がかかりましたが、30分ほどでワイヤーを交換し、元通りになりました。 しかも、骨を固定するときにも使う鋼線を使ったので、更にパワーアップしたはずです。
今日は2月22日。 ニャンニャンニャンで「猫の日」だそうです。 だから?と言う感じですけどね。
ところで、猫と言うのは不思議な動物ですよね。 石器時代に始まるとされる、ヒトと犬との関係に比べれば、猫とヒトとの歴史はずっと短いものですが、それにしても、ヒトの生活圏で一緒に生活しているくせに、未だにマイペースで、単独行動を好みます。 そのせいか、猫を好きなヒトと嫌いなヒトははっきりしていますよね。 正直、自分もずっと犬派で、猫はあまり好きではなくて、結婚して、妻のおまけとして付いて来た2匹の猫との同居が初めてでした。 でも、一緒に暮らしてみると、同じ空間でそれぞれ勝手に生活している感じが、心地よく感じられるようになりました。 まさに「共生」なのかも知れません。 うちの”みに子”は、名前を呼ぶと、たとえ眠っていてもゴロゴロいいながらそばに来てくれます。 重たいけど、結構可愛いですよ。
今日、電話で「そちらでQ熱の血液検査できますか?」との問い合わせがありました。 「なぜQ熱?」と不思議に思って話を聞いてみると、昨晩のテレビで「風邪だと思っていたら、実は猫から感染したQ熱だった。」と言う症例が紹介されていたのだそうです。 Q熱は"Coxiella burnetti”と言うリケッチアによって起こる人畜共通伝染病です。 現在、日本では商業ベースで「Q熱」の血液検査はしていないと思いますので、検査するとなれば、大学などの研究機関、保健所などの公的機関に依頼する事になります。 確かに、可能性が無いわけではありませんが、まず御自身が病院できちっとした診断を受ける事が第一なのではないでしょうか。 もし、Q熱だと診断されれば、その感染源として猫が疑われる、と言うことになるかもしれませんが・・・
日本の獣医療において、Q熱はマイナーな感染症です。 なぜなら、感染した犬猫の多くは、症状を示さない不顕性感染で、治療を必要としないものが殆どだからです。 ヒトへの感染についても、「口移しや、同じ食器で食べ物を与えない。」「動物に触った後は手を洗う。」至極当たり前のことをしていれば、特別騒ぎ立てる感染症ではないと思います。 それよりも、むしろこう言った”特別な例”の為に猫が悪者にされる事の方が心配です。 今話題の”あるある”じゃないですが、テレビの影響力って怖いなぁと感じます。
フィリピンでは政府の管理下で、腎臓の臓器売買を公認するらしいです。 腎臓移植を希望する外国人は腎臓提供者の生活支援と、別のフィリピン人患者一人分の移植手術代を支援する為の費用約600万円をフィリピン政府に支払う事になるそうです。 闇で臓器売買をしているブローカーの締め出しと、臓器提供者の保護を目的とした苦肉の策である事はよく解りますが、「お金を持っているヒトが、生活に窮しているヒトから腎臓を買う」と言う痛ましい構図自体は変わらないんですよね・・・・。
腎不全は猫でもよく見られる疾患です。 腎臓は心臓とともに再生しない臓器ですから、基本的に不治の病です。 治療についても、設備や費用のこともあり、日常の診療で人工透析を行う事はほぼありません。 食事療法、輸液と利尿剤による治療、血圧降下剤、腹膜透析などを組み合わせて、地道な支持的な治療を続けることになります。
日本で人工透析を受けている方は20万人を超えるそうですが、その苦痛はかなりのものだと聞いています。 その方々にとって、600万円は決して高い治療費ではないかもしれない。 ただ、全部が全部とは言えませんが、自分には"臓器移植"そのものの正当性に疑問を感じる部分もあります。 腎臓などの臓器が個別にクローンできる技術が進めばいいですよね。