飼い主さんは時々、「ここが痛い。 と言ってくれれば良いのにねぇ。」と仰います。 確かに、診断をつける上で、本人がしゃべってくれると余計な回り道をしなくて済むでしょうね。 でも、動物達が話せたら、逆に困る事の方が多いような気もします。 一番感じていたのは、馬の仕事をしていた頃で、特に種付け時です。 サラブレッドでは、血統が命ですから、人工授精などは一切認められません。 種牡馬は、何十頭もの繁殖牝馬に種付けをしますし、特別大切にされています。 その種牡馬を事故から守る為に、種付け時、繁殖牝馬は鼻を捻られ、耳を捻られ、足を縛られ・・・・殆ど身動きできない状態に保定されます。 表現は悪いですが、殆どレイプです。 もし、馬がしゃべれたらと思うと・・・ぞっとします。
飼い主さんの中には、「犬はいいよ、うちの子供達みたいに口答えしないし、言うこと聞くし。」と言われる方も結構います。 もし、動物達がしゃべれたら、きっと現在のような飼い主とペットの関係は成り立たなくなるでしょうね。 「気安く触るなよ!」なんて言われたら悲しいですね。