2006年12月のアーカイブ

良いお年を

 早いもので、本日が2006年最後の診察となりました。 実際には、入院している子もいますし、治療を継続している子で経過の良くない子や、年明け早々が出産予定日の子もいるので、明日から仕事を忘れてパーッとと言うわけには行きそうもありません。 相手があっての仕事なので仕方ない、と言えばそれまでですが、だからこそ自分にメリハリをつけるためにも年中行事は大事にしたいと言いますか、正月は正月らしく過ごしたいと願っております。
 来年は、春に病院の移転を予定しています。 新しい動物看護士さんも来てくれる事になっています。 4年目に入り、色々な意味で来年は頑張りどころになりそうです。 
 今年一年、ありがとうございました。 皆様も良いお年をお迎え下さい。  

投稿者 akiyama : 11:15 | コメント (0)

老齢

 先日、17歳のネコちゃんをお連れになった飼い主さんに、病気の要因のひとつとして、”老齢”を挙げたところ、「うちは沢山猫を飼っているけど、みんな20歳まで生きますよ。(年のせいにしないでちょうだい!)」と怒られてしまいました。 
 "老齢"とは単純に年齢だけで定義されるものではありません。 同い年だと言っても、身体年齢は様々で、個体別にそれぞれ判断されるべきものだと思います。 犬や猫の年齢をヒトの年齢に換算した表などもよく見かけますが、あくまでも目安に過ぎません。 平均寿命の75~80%を経過した時点で"老齢"と定義することを提唱している研究者もいます。 2年ほど前に発表された、日本国内での犬、猫の平均寿命は、犬で11.9歳、猫で9.9歳ですので、大雑把に8~9歳からが老齢期と言うことになるのでしょうか。
 17歳でも充分、御長寿さんだと思いますよ~。 

投稿者 akiyama : 15:12 | コメント (0)

レオ君

 レオ君は、一人暮らしのおじいちゃんが飼っていた、9歳になる柴犬でした。 おじいちゃんは、1週間前に突然亡くなってしまいました。 一人残されたレオ君は、親戚の家に引取られることになりました。 当初は元気だったそうです。 おじいちゃんのお通夜、お葬式を終え、気が付くとレオ君は自力で立ち上がることも出来なくなっていました。 抱きかかえられて病院に来たときには、どこの何の病気という以前に衰弱がひどく、「もうこれは・・・」と言う状態でした。 飼い主さんの希望で、入院ではなく通院での治療になりましたが、それも2日で終わりになりました。 新しい飼い主さんは「自分達がもっとちゃんと見てあげていたら・・・」とご自分を責めておられましたが、レオ君も以前からあまり調子が良くなかったのかもしれません。 ここ数日だけの問題だけではないと思います。 きっと、レオ君とおじいちゃんは、お互いがお互いの心の支えになっていたのでしょうね。 

投稿者 akiyama : 09:17 | コメント (0)

リックちゃん

 リックはとても気のいいゴールデンレトリバーです。 13歳になるリックは、もう立派なおじいちゃんで、身体も決して丈夫ではありません。 緑内障で既に視力も無くしています。 病院に来るときは、あちこちにぶつかりながら尻尾を振って近付いて来てくれます。 頭を撫で、抱え込むと、まず右手を差し出してくれます。 自分は左手でその手と握手しながら、問診、聴診をして全身の触診へと進めます。 そのリックが、13歳の誕生日を過ぎた頃から特に調子が良くありません。 年齢的なこと考えると、少しずつ弱ってしまうのは仕方ないところですが、早く良くなって、元気に新しい年を迎えましょう。

投稿者 akiyama : 11:36 | コメント (0)

ディープインパクト

 競走馬のディープインパクトが昨日の有馬記念を圧勝で征し、そのまま引退しました。 良くも悪くも、日本の競馬界はこの2年間、ディープインパクトを中心に回りました。 元々が天邪鬼なせいか、競走馬の仕事に携わってきたせいか、自分が関わっていない馬については正当に評価できないところがありまして。 いつも「うちの子が一番」的な、器の小さな視線で競馬を眺めてしまいます。 ディープインパクトについても、"無敗の三冠馬"がすごいのは解っていても、その後の有馬記念で負けたときには妙にほっとしていたり。 凱旋門賞で、勝てなかったうえに、禁止薬物使用のため失格となった時も、残念というより「あぁ、これでこの馬も終わりだな」と思ってしまいました。 正直、ディープインパクトそのものがどうこうと言うより、スタッフ、特に厩舎関係者の方々の気持ちが萎えてしまうだろうなと考えていました。 その後のジャパンカップは勝ちはしましたが、失礼ながらこのメンバーでは・・・と言うのが率直な感想でした。そして今回の有馬記念。 馬場状態、相手、レース展開・・・何者にも左右されない完璧なレースでした。 本当に強い馬です。 そして、池江先生をはじめ関係者各位に敬意を表します。 


投稿者 akiyama : 18:15 | コメント (0)

暖冬

 ここ数日はかなり寒くなってきましたが、今のところ雪もないし暖かい冬ですね。 北海道の苫小牧でも、この時期に積雪が0と言うのは60年振りだそうで、スキー場などは雪が無くて困っているそうです。 それなのに、自分が北海道に行った11月は、雪で飛行機が欠航になりました。 そう言えば、昨年北海道に行った時も大雪でした。 これは、やはり普段の行いですか? 

投稿者 akiyama : 12:05 | コメント (0)

犬のしつけについて思うこと

 最近は犬のしつけに関する本、雑誌、ビデオなどの刊行物がとても増えています。 飼い主さん達の意識も高くなっているのでしょう、各動物病院も、しつけやドッグトレーニングの勉強を積極的にするようになっています。 そんな中、しつけの本などもよく読まれていて、とても勉強されている飼い主さんから「うちの子は、自分の手からしかご飯を食べてくれないのですが、このままでいいのでしょうか?」とか「うちの子は、布団に一緒に入って寝るんですけど、大丈夫ですか?」等のご相談を受けることがあります。 事故の可能性とか、考えられる悪い面、良い面を獣医師の立場でお話しすることになるのですが。 これらの問題は、飼い主さんが自分の基準で判断される問題だと思うのです。 
 何の為にしつけが必要なのでしょうか? ワンちゃんを家に迎えた時、「うんち、おしっこは決められた場所でする。」「無駄吠えしない」「噛み付かない」「家具を傷つけない」等々一緒に生活していく為のルールが必要になります。 ワンちゃんにそのルールを教えて守らせるのがしつけですよね。 「噛み付かない」のように社会的に共通の、最低限守られるべきルールは当然教えなければなりませんが、例えば、「家の中のどこでおしっこ、うんちをしてもいい」と飼い主さんが考えるのであれば、極端な話トイレのしつけは必要ありませんよね。 先程の、飼い主さんの手からでないとご飯を食べないワンちゃんも、傍から見ればただの甘えんぼですが、飼い主さんが毎回必ずそうしてあげられるのなら、その手間を惜しまないのであれば、どうしても治さなければならない習慣ではないと思うのです。 外出した時には守らなければならない社会的なルールがありますが、家の中でのルールを決めるのは飼い主さん自身です。 どうも、しつけがマニュアル化されて「トイレのしつけには○○」「無駄吠えをやめさせるには××」のようなテクニック的なところばかり取り上げられますが、飼い主さんがしっかりしたルールを持つことがまず第一なのではないでしょうか。

投稿者 akiyama : 09:19 | コメント (0)

産婦人科医

 最近、ヒトの医療分野では、産婦人科医、小児科医不足が深刻だと聞いています。 不規則な労働条件や訴訟の多さが敬遠される原因だとか。 自分も、馬の仕事をしていた頃は、1月から6月まで通常の診療に加えて、種付け、お産、生まれた子馬を見に来る調教師さんや馬主さんの案内等で、合間合間に少しずつ仮眠を取る生活をしていました。 特にお産は夜中に多くて、一番寒い時期の馬房で2,3時間仕事をすると、2時3時に家に戻っても身体は冷え切っているのに加えて、興奮しているせいもあって(元々、寝つきが悪いせいもありますが)寝付けないまま朝になってしまう毎日でした。 1~2日に1頭位のペースで生まれていましたから、5月6月頃になるとさすがにバテバテになっていて、「もう、この仕事は無理だ。 もう辞めたい。」と毎年思ってました。 結局10年以上やってしまいましたが・・・
 産婦人科医は、命の最初に瞬間に立ち会う、何事も無く終わればものすごく充足感のある仕事でしょう。 その一方で、もし赤ちゃんやお母さんに何らかのアクシデントがあれば、過失が無かったとしても、そのご家族には「手は尽くしましたが・・・」と言う言葉では割り切れない思いが残るのが当然な仕事で、肉体的にも、精神的にもタフでなければ勤まらないでしょうね。 正直、尊敬します。 人事のように「頑張ってください。」としか言えませんけど。    

投稿者 akiyama : 09:43 | コメント (0)

九九

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 小学校2年生の娘は九九の勉強をしていますが、九九を覚えることそのものよりも、「○○の段を何秒で言えた。」と自慢します。 自分などは「覚えてくれれば、早さは関係ないんだけど・・」と思ってしまいがちです。 娘は、九九を覚えるための学習ゲームを持っていますが、ゲームのひとつにアトランダムに出題される九九を1分間にいくつ答えられるかを競うものがあります。 二人で競争していましたが、初めの頃は、当然ですが問題にならない結果でした。 徐々に差がなくなるにつれ、娘はどんどん真剣に取り組むようになり、最近ついに抜かれてしまいました。 何をやっても勝てなかった父親に勝てたことが、かなり嬉しかったようです。 本来「早さを競うことに意味は無い」のですが、早さを競うことで結果的に娘は真剣に九九に取り組み、完全に覚えてしまいました。 最初の目的は充分達成されているわけです。
子供に限らず、ただ「これをやれ」「これを覚えろ」と言われても、なかなか続かないですけど、別な角度から具体的な目標を持てば、ものすごく頑張れるものですよね。 角度を変えて考えることの大切さを改めて感じました。 

投稿者 akiyama : 16:33 | コメント (0)

3周年

 本日、当院は開院から丸3年となりました。 普通のお店なら「開店3周年記念セール」と銘打つところですが、そう言う業種でもありませんしね。 登録された飼い主さんも1683人、動物数については2338頭に達しています。 病院の移転も決まりました。 病院の規模を大きくしたいとは思いませんが、技術面、サービス面について更に上を目指して行こうと思います。 飼い主さんは勿論、先輩方、友人、家族に支えられて4年目に入ります。 今後ともよろしくお願いいたします。

投稿者 akiyama : 09:23 | コメント (0)

住所表記

 年賀状の準備で住所録を整理しましたが、あちこちの市町村合併で、結構住所表記が変わっていました。 上田市真田町や上田市武石のように並列表記のパターン。 丸子町のように表記がなくなってしまうパターン。 まったく新しい市町村名になったパターンとあります。 勿論、それぞれの事情があるのは解りますが、個人的には地名は大事に残してほしいなと思います。 上田市内も中央何丁目と簡素化されるのには理由も利点もあるのでしょうが、鍛冶町、紺屋町、鷹匠町、材木町等々歴史や生活の臭いのする地名には暖かみがありますよね。

投稿者 akiyama : 15:30 | コメント (0)

動物達がしゃべれたら

 飼い主さんは時々、「ここが痛い。 と言ってくれれば良いのにねぇ。」と仰います。 確かに、診断をつける上で、本人がしゃべってくれると余計な回り道をしなくて済むでしょうね。 でも、動物達が話せたら、逆に困る事の方が多いような気もします。 一番感じていたのは、馬の仕事をしていた頃で、特に種付け時です。 サラブレッドでは、血統が命ですから、人工授精などは一切認められません。 種牡馬は、何十頭もの繁殖牝馬に種付けをしますし、特別大切にされています。 その種牡馬を事故から守る為に、種付け時、繁殖牝馬は鼻を捻られ、耳を捻られ、足を縛られ・・・・殆ど身動きできない状態に保定されます。 表現は悪いですが、殆どレイプです。 もし、馬がしゃべれたらと思うと・・・ぞっとします。
 飼い主さんの中には、「犬はいいよ、うちの子供達みたいに口答えしないし、言うこと聞くし。」と言われる方も結構います。 もし、動物達がしゃべれたら、きっと現在のような飼い主とペットの関係は成り立たなくなるでしょうね。 「気安く触るなよ!」なんて言われたら悲しいですね。
 

投稿者 akiyama : 15:39 | コメント (0)

人気の名前

 11月1日は『犬の日』だそうですが、それに合わせて、ペットの健康保険(共済)を扱っているアニコムがワンちゃんの名前のランキングを発表しています。 アニコムに新たに登録された0歳のワンちゃん達が対象なので、今の流行の名前と言う事になるのでしょう。 
1位は「チョコ」、2位は「モモ」、3位は「マロン」だそうで、昨年と同じ結果になっています。 4位以下は順に「ハナ」、「サクラ」、「ナナ」、「ココ」、「ソラ」、「モコ」、「リン」と続きます。 ほかにも「ミカン」や「ミルク」、「モカ」など美味しそうな名前が多いようです。 
別の調査では、オスの名前の1位は「コロ」、2位は「ラッキー」、3位が「モモ」、4位が「チビ」、5位が「ジョン」で、メスの名前は1位が「モモ」、2位が「ナナ」、3位が「ハナ」、4位が「ベル」、5位が「ラブ」でした。
ワンちゃんの名前の代名詞「ポチ」はランクインしていませんが、1位が「コロ」だと言う結果はなんとなくほっとします。
 

投稿者 akiyama : 14:32 | コメント (0)

集中、集中!

 大きな手術、入院が続き病院に泊り込むと、時間はあるのですがなかなか書き込みが出来ません。 頭が回らないといいますか、文章が思いつきません。 普段でも、大きな手術(自分にとっては)の予定が入ると、そのことで頭が一杯になって、他のことが考えられなくなることがよくあります。 正確に言うと、紙芝居のように手術、診察の一場面、一場面が結論の出ないまま次々に切り替わっていきます。 これって頭の切り替えが良いのでしょうか、悪いのでしょうか。 実際のところ、頭の切り替えの悪さは、この仕事には向いていない資質だと思うのですが・・・。 とにかく、今夜はキキちゃんと、ラックちゃんと、エフちゃんに切り替えながら集中です。 

投稿者 akiyama : 20:59 | コメント (0)

スタッフ募集

 来年に向けてスタッフの募集をしておりましたが、予想に反して、当院のような小さな病院に5人も応募いただき、図らずも選考と言うことになってしまいました。 既に、全員とお会いしましたが、各々しっかりしたキャリアと考え方をもっていて、本当に迷いました。 ご存知のように、当院はスタッフ2人の本当に小さな病院なので、いざ診察に入ると、受付や電話の応対で飼い主さん達には随分ご迷惑を掛けてきました。 まずは、その部分を解消する為に、飼い主さんとキチンとお話が出来る方を第一に考えました。 また、家族的な病院なので、スタッフ全員が同じ方向性で仕事が出来る事を考えています。 既に、選考は終えましたが、応募していただいた方々、お忙しいところわざわざ時間を割いていただき、ありがとうございました。 

投稿者 akiyama : 15:13 | コメント (0)

不眠症

 日大医学部の研究チームの発表によると、不眠症とうつ病には浅からぬ因果関係があるらしいです。 まぁ、そうだろうなと思います。 眠れないから色々考えちゃうのか、色々考えるから眠れなくなっちゃうのか、その辺はよく分かりませんけど、考え過ぎるとどんどん深みにはまっていきますよね。 自慢できることではありませんが、自分が記憶にあるだけでも中学生の頃から、寝つきが悪い、夜中に眼が覚める、朝早く眼が覚める等々、ずっと不眠症気味です。 中学、高校の頃は朝方まで寝付けないことも結構ありました。 お酒を飲むようになってからは、それでも寝れる様になったと思っていたのですが、同チームが同時に発表した結果では、寝る前の飲酒は不眠症にとってむしろ逆効果だとか。 お酒を飲むこと自体にも、良い面、悪い面はあると思いますが、それはおいといて。 今回の発表がどうであれ、自分は今晩も飲みますよ。 

投稿者 akiyama : 14:46 | コメント (0)
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