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2006年09月のアーカイブ
腎不全で入院、点滴を続けていたネコのナナちゃんが、今日元気に退院して行きました。 野良ちゃん出身とは思えない程、人懐っこい可愛い猫でした。 3日振りに家に帰れると思っていた矢先、慢性的な会陰ヘルニアでひどい便秘になったレオ君と、恐らく交通事故だと思われる、眼球突出、出血、虚脱の見られる子猫が入院することになり、結局、今晩も病院泊まりとなりました。 明日は子供の運動会なので、誠に勝手ながら休診にさせて頂くことにはなっていましたが、そうのんびりとビデオカメラを回してはいられなくなりました。 そう言えば、去年も病院から徹夜明けで運動会を見に行って、また病院に戻ってましたね。 全く同じになってしまいました。 レオ君は、なんとか早めに結腸の中の便を出して、日曜日当たり手術をすることになると思います。 そう言えば、日曜日は狂犬病の集合注射の当番になってました・・・・・・・
さっき、シャワーを浴びて、着替えを取りに家に戻りましたが、娘に「明日の運動会、見にきてくれるの?」と聞かれました。 「多分、大丈夫。」と答えると、「それならいいや、仕事頑張ってね!」と送り出されました。 「お前もなっ!」そう答えて病院に戻ってきました。
昨日に引き続き、ワクチンの副作用についてです。
副作用の出やすい犬種としては、ミニチュア・ダックスが断突で飛び抜けていて、発症例全体のおよそ半数を占めます。 次いで、トイ・プードル、チワワ、マルチーズ・・・・と続きます。 これらのワクチンの副作用好発犬種は、同時に最近の人気犬種と重なります。 2005年JKC(社団法人ジャパンケンネルクラブ)の登録頭数では、ダックスフンドが全体の約25%、チワワが約15%、プードルが約10%を占めています。 頭数が多いわけですから、副作用の発症報告数も多くなるのは当然と言えば当然ですが、接種する側としては、それなりの準備と心構えをしておかなければいけません。 また、それをキチンと飼い主さんに説明し、ワクチン接種をできるだけ午前中にとお願いしている理由を理解していただこうと考えています。
診察時間終了ぎりぎりに、「ワクチンをお願いします。」と来院される方が結構います。 仕事を終えて、診察時間に間に合うように、急いで連れてこられたはよく分かるのですが、出来るだけ日を改めていただくようにお願いしています。 と言うのは、ワクチンに対する副作用が心配されるためです。
ワクチンの副作用として、いくつかの症状が挙げられますが、最も発生率が高いのがムーンフェイスと呼ばれる顔面の浮腫、蕁麻疹などのアレルギー・蕁麻疹症状です。 次いで、下痢、嘔吐、食用不振などの消化器症状。 そしてアナフィラキシー・ショックと呼ばれるショック症状などです。 特に、アナフィラキシー・ショックについては、処置の遅れが命にかかわるケースも少なくありません。 そして、それらは通常ワクチン接種後およそ6時間以内に起こります。 診察時間終了ぎりぎりにワクチンを接種した場合、発症した副作用への対応はどうしても遅くなります。 最悪の場合、処置が間に合わない事もありますし、飼い主さんが発症に気付かないケースも考えられます。
そう言った訳で、当院では、ワクチン接種をできるだけ午前中にとお願いしています。