« 2006年02月 | メイン | 2006年04月 »
2006年03月のアーカイブ
新たに、フクロウが保護されて来ました。 取り合えず2号と命名しましたが、フクロウが2羽もいると、散らかって大変です。 2号はまだ若いようで、巣立ってから間もないのかもしれません。 翼が折れているように見えましたが、骨折もなく、傷が癒えれば自然に戻っていけそうです。 食欲もあり、自分の腕におとなしく止まってくれます。 可愛いです。
問題はふくちゃん1号です。 保護されてから約1ヶ月、元気で、食欲もありますが、まだ自分で立つことが出来ないでいます。 動く度に羽をばたばたするので、小さな擦り傷が絶えません。 綺麗な羽根もかなり擦り切れてしまいました。 少しずつ、身体を支えていられるようになってきたように感じますが、まだしばらく掛かりそうです。 ふくちゃんが来てから、完全なオフの日がなくなってしまいましたが、乗りかかった船ってやつですね。 まぁ、可愛いので仕方ないかな。
「安楽死」を巡っては、人の医療現場においても是非の分かれるところで、殺人事件として取り上げられる事もしばしばです。 実際のところ、末期がんなどの終末期医療においては、止むを得ないケースもあるな、と思います。 動物医療においても、終末期医療についての論文を目にすることも増えてきました。 実際に当院でも、安楽死の依頼は決して珍しい事ではありません。 飼い主さんの勝手な都合が理由である場合は、論外としてお断りしますが、素直に止むを得ないと思われるケースについては、お引き受けしています。 但し、基本的に自分から提案する事はありません。 なぜなら、どんなケースでも、飼い主さんは必ず傷つき、後悔が残るはずですから、それをこちらから誘導するような事があってはならない、と思っているからです。
当院では、次の4項目を判断の基準と考えています。
①患者(畜)に耐え難い肉体的苦痛がある。
②回復の見込みがない。あるいは、死が不可避で死期が迫っている。
③苦痛を除去、緩和する方法が他にない。
④ご家族の一致した意思として、生命の短縮を承諾している。
発情期を迎えた猫達が増えるこの季節、喧嘩傷で来院する猫達が急増しています。 今日の午前中だけでも、5件。 逃げ際に咬まれたと思われる、しっぽの傷。 まともにやりあったと思われる、迫力ある顔中の傷。 傷はそれぞれですが、顔に傷を負うような、恐らく喧嘩には強い、強面の猫達の方が、おとなしく治療させてくれます。 逆に、しっぽに傷を受けるような、恐らく喧嘩には弱い猫達は、ギャーギャー大騒ぎです。 やっぱり、肝の据わり方が違うのでしょうか?
いずれにしても、喧嘩傷は化膿する事も多く、猫のエイズや白血病など感染原因にもなります。 また、この時期、迷い猫、交通事故も多いように思います。 外に出さないのが一番ですけど、家の中がめちゃくちゃになってしまうこともありますし・・・ 去勢、避妊手術、ワクチン接種など、出来る事はしておきましょう。
当院の休診時間は、平日の午後1時から4時の間になります。 この間にも、電話や実際に来院される方がいらっしゃいます。 急患や、初診などの場合が殆どですが、時々「お昼休みに、申し訳ありませんが・・・」と前置きで電話をいただく事があります。 休診時間は、休憩時間ではなくて、外来診察をお休みさせていただく時間として設定しています。 実際のところ、この時間帯の殆どは手術をしていますし、その他入院患畜の処置、往診、会議、消耗品の買出し、銀行・郵便局等々、診察時間にはできない仕事をしています。 特に手術時は、一人が執刀、一人が麻酔管理をしていまして、電話に出られないこともしばしばです。 なにせ二人でやっている小病院なものですから、ご不便をお掛けしているかと思いますが、ご容赦ください。
窓ガラスに激突し、病院で療養中のふくろうは、食欲もあって、すごく元気なのですが、まだ脚力が戻りません。 完全な麻痺ではないので、気長にリハビリを続けようと思います。
昨日も、翼を骨折した恐らくヒバリ(野鳥の種類にはあまり自信はありませんが・・・)を保護した親子が来院しました。 「元気ではありますが、翼の開放骨折のため、野生に戻るのは難しいと思います。」とお話しすると、小学校3,4年生位の息子さんが「自分がちゃんと面倒を見る。」とキットした表情で返事をしてくれました。 翼をテーピングで固定し、お薬を渡しました。 また、飛べるようになるといいですね。
頑張ってください。