2006年01月のアーカイブ
猫に襲われて怪我をした?犬の話です。 そのワンちゃんは10kg位の中型犬ですが、お散歩の途中で道端にシャーシャー毛を逆立てているネコちゃんがいたので、特に相手もせず通り過ぎたのだそうですが。 通り過ぎ、背中を向けた途端、襲い掛かってきたとの事。 飼い主さんも、「びっくりして、追い払おうとししたら、自分が転んでしまって・・・」と怒り心頭でした。
ネコちゃんにいったい何があったのでしょうか? 「首輪に鈴を付けていた。」との事ですから、飼い猫には間違いないのでしょう。 道端に、飼い猫が、命を賭けて守るほどのものがあるとも思えませんし。 どこかのワンちゃんに、よっぽど痛い目を見せられたのでしょうか? それとも、単に攻撃的なだけなのでしょうか? 怪我を負ったワンちゃん、転んでしまった飼い主さんには申し訳ないのですが、そちらの方に興味が行ってしまいます。
親馬鹿な話ですが、小学校1年になる娘が錠剤を飲めるようになりました。 だから何?と言われてしまいそうですが、娘と薬の戦いは思い起こせば3年ほど前からになります。 風邪をひいた娘を病院に連れて行った時、「うちの娘、薬が飲めないんですよ。」と言った自分は先生に、「飲めないじゃなくて、飲ますんですよ。」と怒られてしまいました。 ちょうど動物病院の開院準備時期で、時間もあったものですから、根性をすえて娘と薬に向き合いました。 薬を指でチョビチョビ舐めながら、朝の分が終わるころには、昼食。 昼分が終わるころには、夕食。 夜分が終わるころには、オヤスミ。 と言う具合で2,3日過ごしました。 小学生になった今でも、粉薬を飲むのに30分位掛かっていたのです。 それが錠剤に変わったら一瞬で飲めてしまったわけで、飲んだ本人も「あっ、飲めちゃった」ですから・・・逆に拍子抜けです。
でも、考えてみれば「うちの子、薬が飲めないんですよ。」と言うのは、うちの病院でも飼い主さんからよく聞かれる台詞です。 「でも、飲めないと毎日注射ですよ。 飼い主さんも、わんちゃん(ねこちゃん)も慣れですから。 頑張ってください。」と、投薬方法を説明しながら、実は頭の中には娘の顔が浮かんでいるのでした。
ここ2,3日、病院はちょっとした出産ラッシュでした。 次々に「陣痛が始まっているんだけど、なかなか産まれない。」と言った内容の電話が入って。 結局、1件は助産が必要で、1件は帝王切開になりました。 帝王切開の手術中にも、他の方から「片肢が出た後、しばらく待っても産まれない。」との電話が入り・・・無事生まれた仔犬達は本当に可愛いんですけど、さすがに疲れました。
馬の仕事をしていた時も、1000頭ほどの出産に立ち会ってきましたが、一瞬の判断が生死を分ける産科の仕事は責任が重い分、やり終えた後の充実感は大きいものでした。 ただ、その反面、助けてあげられなかった仔や、出産で命を落とす母馬も何頭か見てきました。 赤ちゃんを得た喜びは、何物にも変えがたいものなのかは分かります。 でも、「犬は安産だと聞いたから。」「犬は赤ちゃんを産ませたほうが長生きすると聞いたから。」と言った、何の根拠も無い理由から、予備知識もなく、準備もせず仔犬を産ませようとしている飼い主さんに時々出会います。 直接命にかかわる事ですから、あまり簡単に考えないで欲しいです。
昨日から、車に轢かれた猫が入院しています。 頭を強く打ったようで、頚椎に小さな損傷もあり、神経症状が出ています。 今朝になって大分落ち着いてきたように見えますが、まだ起き上がる事も出来ない状態です。
連れて来られた方は、轢いた本人ではなくて、通りがかりに見かねて保護して下さった、心優しい方です。 「自分で飼うことは出来ないけど・・・」「治療費もあまり高額だと・・・」と条件付ですが、それでも轢いておいて放ったらかしにしたドライバーとの差は一体何なのでしょうか。
まずは、この猫の1日も早い回復を、そして本来の飼い主さんが見つかることを祈るばかりです。
昨日、20年ほど前に入れた差し歯が抜けてしまって、今日、歯医者さんに行ってきました。 (ちなみに、20年前に治療していただいた先生のところです。) 何歳になっても、歯医者さんは緊張しますよね。 差し歯自体は、1時間ほどで治療を完了しましたが、先生に「歯石の除去や、クリーニングにあと2回ぐらい通った方がいいですよ。 歯医者は痛くなる前に来ないとだめだよ」と言われてしまいました。 確かに・・・。 自分も、歯石のついたワンちゃん、ネコちゃんを診ると、飼い主さんに「歯周病が進む前に歯石除去したほうがいいですよ。」って言ってますからね。 わかってはいても、自分の事となるとついつい・・・ 考えてみれば、ペットも、人間も寿命が延びている分、歯も長い間使うわけですよね。 皆さんもしっかりメンテナンスしましょうね。
米国のダイアモンドペットフード社(以後ダイヤモンド社)のドックフード、キャットフードが原因となり、アフラトキシン中毒が発生しています。 米国ではメーカーが発表しただけでも、30件以上の死亡症例が確認されています。 ダイヤモンド社につきましては、日本ではさほど馴染みのあるメーカーではありませんが、インターネット通販や、個人輸入をされている方も増えてきている昨今、ご確認をお勧めします。
リコールが公示されている具体的なフード銘柄については、ダイヤモンド社のホームページから確認する事が出来ます。 http://diamondpetrecall.net/faq.html
アフラトキシン中毒は、Aspergillus属 や Penicillium属等のカビが産生するアフラトキシンという毒素を摂取することによって起こります。 フードを長時間、高温多湿な環境下に放置したり、原料となるトウモロコシなどの穀物が既に汚染されていた場合などに発生する事があります。 アフラトキシンは肝臓に対する毒性が強く、黄疸、食欲不振、体重減少、腹水貯留、出血、突然死などを引き起こします。 発症が見られた場合、残念ながら確実な治療法はありません。 まずは、現在使っているフードをご確認ください。